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大動脈解離の症状や生存率 >大動脈解離の生存率について

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心臓から全身への血液の通り道である大動脈解離が起こると、

 

脳や心臓、腎臓などの主要な臓器に十分な血液が送れなくなったり、

 

大動脈が破裂して血液が大量の血液が失われたりするため、

急速に全身状態が悪くなります。
これにより、大動脈解離を発症した方のうち約20パーセントの方は
病院に到着する前に亡くなります。
そのまま治療が行われなかった場合、
80パーセントの方が発症から2週間以内に、
90パーセントの方が1年以内に命を落とすと言われています。
大動脈解離は、治療されなかった場合に10人に9人は助からない致命的な病気です。

 

では、大動脈解離は適切な治療を受けた場合の生存率はどの程度なのでしょうか。
これは、解離が起こった場所によって大きく異なります。
大動脈の心臓に最も近い部分で解離が起こった場合は70パーセント、
離れた部分では90パーセントの生存率があるとされています。

 

前者の方が生存率が低い理由としては、
心臓に酸素を供給する冠動脈が閉塞して心筋が虚血に陥り易いこと、
大動脈から心臓への血液逆流を防ぐ大動脈弁の閉鎖不全が起こり易いこと、
治療方針として手術を選択することがほとんどであることが挙げられます。

 

大動脈解離の治療が成功して無事に退院できたとしても、
その後の大動脈解離の合併症やその他の疾患により、
5年後に生存しているのは60パーセント、
10年後では40パーセント程度です。

 

退院した後にも生じる大動脈解離の合併症には、
解離の再発、解離が起きて脆くなった大動脈の壁における動脈瘤の形成、
大動脈弁の閉鎖不全などが知られています。
したがって、退院後も定期的に病院を受診して合併症に
注意してみていくことが大切です。

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