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大動脈解離の症状や生存率 >大動脈解離の治療について

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大動脈解離は心臓から全身に向かって血液が送りだされた時に、

 

その圧力に大動脈の血管が耐えられなくなって、

 

大動脈の外壁と内壁が剥がれてしまう病気です。

したがって、発症したら少しでも早く、
大動脈の壁にかかる負荷を下げなければなりません。

 

血圧が高いままでは大動脈壁への負担が大きく、
解離が起こった場所から徐々に解離が広がってきてしまいます。
このため、βブロッカーと呼ばれる心臓の働きを弱める薬を用いて
血圧と心拍数を十分に下げる治療がまず最初に行われます。
心臓の働きを弱めるとはいえ、脳や心臓、腎臓などの
重要な臓器に必要な血液を供給することは必要ですので、
下げ過ぎずに適切な範囲内の血圧を維持します。

 

大動脈解離の初期治療は上にあるように血圧と心拍数を下げることですが、
ここから先の治療方針は大動脈解離が起きた場所によって変わってきます。

 

まず、大動脈は長いので部位ごとに名前がついています。
心臓から出てすぐの頭の方へ向かう部分は上行大動脈、
そこからUターンして下へ向かって降りていく部分は下行大動脈です。
Uターンしている部分を大動脈弓といいます。

 

 

1. 大動脈解離が上行大動脈に生じた場合
基本的に全例で手術を行います。
ただし、患者の体力や状態によっては手術が困難と判断される場合もあります。

 

 

2. 大動脈解離が上行大動脈を含まない場合
解離が下行大動脈にのみ起きている場合には手術は行わず、
血圧や心拍数を適切に管理する内科的な治療を行います。
ただし、血圧コントロールが上手くできない、解離が広がっている、
腎臓や脳などの血流が悪くなっている等の場合には、手術が行われます。

 

 

3. 大動脈解離が大動脈弓のみに起きている場合
この時も基本的には内科的な治療で、心拍数と血圧の管理が行われます。
ただし、場合によっては手術が選択されることもあります。

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